こんにちは、いなほです!
私はミステリー漫画、『金田一少年の事件簿』シリーズが好きです。
ノベライズ版やアニメ・ドラマ版については全て観たことはないです。
ただ、原作をほぼ全作品読んだことがあり、ファンの自覚があります。
そんな私が、今回はオススメ作品を極力【ネタバレなし】でピックアップしてみました!
「これから金田一を読み始めてみたい」、「少し読んだことはあるけど他の話も読んでみたい」という方の参考になれば嬉しいです。
※今回紹介するのは”原作”です。アニメやドラマ版だと、原作と異なる展開も見られるので、ご了承ください。
1.『金田一少年の事件簿』シリーズの特徴
1.1.”金田一少年の事件簿”の作風
金田一少年の事件簿にある事件には、ありがちなシチュエーションをざっくり挙げると…
- 主人公・金田一一の行く先で、連続殺人事件が発生する
- 犯人が、事件の舞台での風習や伝説などにちなんだ怪人名を名乗る、怪人をイメージした扮装をする
- 綿密なトリックが仕組まれており、金田一一がトリックおよび犯人を暴いていく
- 犯人の、犯行に至る背景が多く描写される
となりますかね。
扮装した犯人のコワさや、漫画の絵がトリック・犯人のヒントになっているなど、ミステリー漫画ならではの面白さが味わえます!
1.2.シリーズと作品数
金田一少年の事件簿は、あるシリーズが終了して、また始まって…と長い期間連載されてきました。
| シリーズ順 | 事件数 |
| 金田一少年の事件簿Fileシリーズ | 19 |
| 金田一少年の事件簿Caseシリーズ | 7 |
| 金田一少年の事件簿 新シリーズ | 8+短編5 |
| 金田一少年の事件簿20周年記念 シリーズ | 3+短編1 |
| 金田一少年の事件簿R (リターンズ) | 10+短編3 |
| 金田一少年の事件簿30th | 2+短編1 |
| 金田一37歳の事件簿 | 10 |
| 金田一パパの事件簿 | 連載中 |
金田一少年の事件簿シリーズは1事件完結型のため、「必ずシリーズ順に読んでくれ!」というわけではありません。
気になった事件から読んでみてください。
2.個人的オススメ作品 10選
こちら10作品をピックアップしました!各リンクから作品見出しに飛べます。
※37歳・パパの事件簿も含めると、話の数が膨大なのと、今回は金田一初心者の方をメインに向けた記事なので、少年時代のシリーズのみ対象とします。
オペラ座館殺人事件|記念すべき第1作!
Fileシリーズ第1作。やはりおススメすべきは第1作でしょう。
孤島にて『オペラ座の怪人』にちなんだ殺人事件が発生、アリバイや密室トリック、犯人の悲しい過去など、第1作にして「これぞ金田一」の要素が詰まっています。
孤島に閉じ込められるシチュエーション、仮面を付けた怪人”ファントム”、おびえる関係者たちなど、恐怖要素も初回からしっかりあります。
首吊り学園殺人事件|危うく未解決!?完璧すぎるトリック
Fileシリーズ第8作。予備校で起きる不気味な事件。
ニワトリが首を吊った状態で見つかるというイタズラ事件の解決を頼まれた金田一一。その後、本物の首吊り殺人事件が発生してしまいます。
粗のないトリックに翻弄される金田一。ふとしたきっかけが無かったら未解決だったかも…?
飛騨からくり屋敷殺人事件|疑問が一気に解ける推理パートが素晴らしい
Fileシリーズ第9作。旧家での遺産相続騒動の中、起こってしまう事件。
初めて本作を読んだとき、首なし死体や、怪人の鎧武者姿にビビっていた記憶が。それでも金田一があらゆる疑問を解決させていく推理パートで恐怖が吹っ飛びました。
そして判明した真相にも鳥肌でした。
蝋人形城殺人事件|あれもこれもトリックのために!?
Fileシリーズ第12作。山奥にある中世ヨーロッパ時代の城にて、推理ゲームの参加者が殺害されていく事件。
推理ゲームをクリアしたと思ったら、本物の殺人事件が発生。城に閉じ込められたまま事件が続いてしまいます。
参加者そっくりな蝋人形や城の中にある拷問部屋など、不気味な雰囲気が展開される事件。
その雰囲気を忘れるほど、細かく仕組まれたトリックは必見です。
露西亜人形殺人事件|頭の良い犯人に立ち向かう金田一とライバル
※好きな回なので思わずおススメに挙げましたが…この回には過去の作品に出る、あるキャラががっつり絡むので、ある程度金田一を読んでからがいいかも。
Caseシリーズ第5作。ロシア風建築のお屋敷で起こる殺人事件。
作家の遺産相続を賭けた謎解きゲームの助っ人として参加した金田一たち。
謎解きゲームそのものの面白さ、とっさに判断して行動できる頭の良い犯人、それに立ち向かう金田一とライバル。後半の盛り上がりがたまりません。
オペラ座館・第三の殺人|トリック尽くしとドラマ性の高さで大満足
新シリーズ第2作。第1作と同様、『オペラ座の怪人』にちなんだ殺人事件。舞台となった島も同じ。
他の作品では、特にトリックが仕掛けられていない殺人も見られますが、今作では起こる殺人すべてにトリックがあります。
犯人の行動がとにかく計算されており、何度読んでも楽しめます。
犯人の過去の描写にかなり力が入っているのも見所。
獄門塾殺人事件|非現実的な設定とキャラクターの連携に引き込まれる
※露西亜人形殺人事件と同様、こちらもあるキャラが絡んできます。
新シリーズ第3作。予備校での合宿を舞台とした事件。
金田一が参加することになる合宿というのが、樹海にある建物で勉強尽くしのタイトスケジュールをこなしていくというもの。いかにもフィクションの設定で、インパクトが大きい作品でした。
合宿会場が2種類あり、金田一と別のキャラクターがそれぞれ分かれて事件に直面するのですが、推理を共有しながら真相に迫るのも魅力です。
雪霊伝説殺人事件|心霊現象がトリックのヒントに!?
新シリーズ第4作。雪山にある山荘を舞台とした事件。
ある資産家の遺産相続者たちの親睦会が開催。会場である山荘にて候補者たちが殺害されていく。
伝説の雪霊の仕業とも思われるような、奇妙な殺人事件。もちろんミステリー漫画ですから、単なる心霊現象では済まず、真相が潜んでいます。
本作のトリックも緻密で完璧といえるでしょう。
狐火流し殺人事件|心理描写が切なすぎる…悲しい偶然の起こした事件
R(リターンズ)第3作。旧友の暮らす村での祭りの中、旧友たちが殺害されてしまう事件。
旧友の葬儀のため、村に集まった金田一と旧友たち。被害者も犯人も金田一の旧友という、切ない展開。
拍車をかけるように、犯人の犯行に至った経緯やそれを知った後の金田一の心理描写がただただ悲しい。
トリックというよりもドラマが心に残る作品でした。
吸血桜殺人事件|怖くも美しいビジュアルと、唯一無二の構造
R(リターンズ)第5作。紅い花が美しい”血吸い桜”の咲く旅館での事件。
殺害された宿泊客に突き刺さっていた血吸い桜の枝、旅館の周りに咲き誇る血吸い桜の樹木や花びら。
桜尽くしの描写に、不気味ながらも美しさを感じてしまいました。
真相に隠された複雑な構造は、シリーズの中でも珍しく、おそらく唯一無二だと思われます。不可能犯罪はこんな形でも成り立つのか、と驚かされた作品でもあります。
3.まとめ
改めて、私がオススメする作品たちです。【ネタバレなし】のため、ふわっとしたことしか書けませんでしたが、参考になりましたら嬉しいです。
- オペラ座館殺人事件
- 首吊り学園殺人事件
- 飛騨からくり屋敷殺人事件
- 蝋人形城殺人事件
- 露西亜人形殺人事件
- オペラ座館・第三の殺人
- 獄門塾殺人事件
- 雪霊伝説殺人事件
- 狐火流し殺人事件
- 吸血桜殺人事件
後日ネタバレありの感想も書いてみたいです。
『金田一少年の事件簿』シリーズは、何度読み返しても面白く、そして同じセリフで泣いちゃうんですよね笑
読んだことのない、少しだけ読んだことのあるという方、ぜひ手に取ってみては?
ここまで読んでいただきありがとうございました。少しでもお役に立てましたら幸いです^^

