こんにちは、いなほです!
以前書いた『「繊細さん」の本』(著・武田友紀)についての記事にて、「テストをやってみようか…」と話していたので、この度セルフチェックを実施してみました。
結果は、一般的な内向型HSPでした。診断の詳細は後述します。
私は結構、「一人になりたい」、「一人が好き」と感じることが多々あります。
もし共感してくださる方は、こんなことを考えた経験ありませんか?
- 周囲やSNSでは、複数人で楽しそうに過ごす人ばかり。一人になりたい自分はダメなのかな。
- 一人になりたいと感じたときに、自分と親しくしてくれている同僚や友人に申し訳ない。
- 家庭や学校、職場だと一人になれないから生きづらい。
このように、一人になることが好きな自分と比較することで、自己否定に直結しかねません。
一人になりたい自分よりも、複数人で和気あいあいしている人達の方が、
「楽しそう」に見える、極端な言い方をすると「社会に認められている感」がありますよね(笑)。
そこで今回は、HSPの方が一人になりたい、一人が好きな方が、自己否定せずに済む、人生を楽しめる方法について、私なりの意見をお伝えします。
※これまで、書籍や経験などを参考に、当ブログの記事を書いてきた結果得た知見です。関連記事リンクがあちこちにあるので、よろしければ気になった記事を読んでみてください。
1.一人になりたい、一人が好きでも楽に生きられる
早速、本題に入ります。
1.1.”一人になりたい”は生理現象だから仕方がない
HSPは、なぜ一人になりたいと感じてしまうのでしょうか。
『「繊細さん」の本』にて、このような記述がありました。
人と一緒の時間が長いと苦しくなるのは、ただ、神経システムがそういうふうにできているのです。感じる力が強く、刺激量が許容量を超えるということ。
(中略)心ゆくまでひとりの時間をとり、感じすぎた刺激を流すことで、自分らしい穏やかさや明るさを取り戻すことができます。
引用:『「繊細さん」の本』|武田友紀
HSPは、他人と一緒に過ごしている間、いろいろ気が付いてしまいます(刺激をキャッチする)。
結果、疲れてしまった神経を、一人でリラックスさせようとしているのですね。
一人になりたい、一人が好きというのは、もはや生理現象といえるでしょう。
周囲と比較して自己否定する・一人になりたいときに無理に他人との時間を作る必要はありません。
1.2.楽に生きる手段その1:一人時間を作る工夫
一人になりたいときに何か工夫をしていますか?
管理人は、一人暮らしでもなく、仕事も一人でできるものではありません。
そんな状況で、個人的にこんな工夫をして、一人時間を作っています。
実際に一人時間を作る方法
・早起きして、出勤前に一人で作業をする
・仕事の休憩時間に、公園に行く
周りに人がいても、実質の一人時間を作る方法
・自分の行動(手作業、掃除、家事など)の正確性に集中する
・イヤホンで好きな音楽を聞いてそれに集中する
・頭に浮かんだ、好きなことや気になることについて考える
ぜひ工夫をして、自分が安心できる環境を作ってみてください。
1.3.楽に生きる手段その2:一人だからこそできることを磨く
管理人も一人時間が好きだから分かるのですが、一人時間には、メリットがあると思います。
私はこんなことをしています。調べものや考えごとをついついやってしまいますね。
・趣味の感想を思い浮かべる
・趣味を楽しむ
・気になったことを集中して調べられる
・仕事やプライベートの予定をじっくり立てる
・事務作業を片付ける(仕事中)
予定を立てて動くことは、学生時代からやっていて、仕事にも役立てられています。
自分が一人時間にやってしまうこと=自分の能力や好きなことなので、これに磨きをかけて他の人から評価を受けたら、自己肯定感も得られるのではないでしょうか。
2.楽に生きる第一歩は、自己理解
前章にて、一人時間を作る工夫や、一人時間でできることをお伝えしました。
一歩踏み込んで、自分の特徴を、具体的にどんな時に一人になりたいと思うのか、一人時間で何をすることが好きなのかについて、考えてみましょう。
HSPかどうかはもちろん、個性を客観的に知っておくと、自分を大切にして楽に生きる手段を見つけられます。
この章では、自分の特徴を客観的に知るための診断を紹介します。
2.1.HSPセルフチェックについて
インターネットで検索してみると、HSPセルフチェックを掲載しているサイトは色々ありました。
とりあえず、HSPの研究者である、エレイン・アーロン博士の日本語版公式サイトに掲載されていたセルフチェックを実施しました。
チェックその1:HSPかどうか
当てはまると思う設問にチェックを入れていき、14個以上当てはまる人がHSPの可能性高いとのこと。
↓設問例
あまりにもたくさんのことが自分の周りで起こっていると、不快になり神経が高ぶる
引用:The Highly Sensitive Person|Are You Highly Sensitive? http://hspjk.life.coocan.jp/selftest-hsp.html
私は17個当てはまりましたので、HSPのようです。
チェックその2:4種類のうち、どのタイプか
HSPについて検索していると、HSPには4種類のタイプがあることが分かりました。
このようなHSPのタイプは大きく4つに分けられると言われています。
この分類は「外向的・内向的」、「刺激を求める・刺激を避ける」という指標によって分ける事ができます。
引用:職場のメンタル向上ブログ|あなたはどれ?HSP・繊細さんの4つの種類をタイプ別に解説!https://marimo-shufu.com/syokuba/hsp-4type.html
私は一人で過ごしたい・インドア派なので、内向的・刺激を避けるタイプのようです。
タイプ名は「HSP(内向型)」でした。
「刺激を求めるか・避けるか」の診断は、エレイン・アーロン博士の日本語版公式サイトに掲載されていましたので、そちらでセルフチェックが可能です。
当てはまると思う設問にチェックを入れていき、女性なら11以上、男性なら13以上当てはまる人がHSS型の可能性が高いとのこと。
↓設問例
行ったことのある好きな場所にもう一度行くよりも、好きにならないかもしれないけれど知らない場所の方へ行ってみたい。
引用:The Highly Sensitive Person|High Sensation Seeking Test http://hspjk.life.coocan.jp/HSS-Test.html
私は6個当てはまりました。やはりHSS型ではないようです。
確かに、好きなジャンルの学問や趣味への好奇心はありますが、未知の場所に行くよりも、家や近隣で過ごす方が落ち着く気がします。
2.2.他の診断について
自分の特徴をより深く理解するには、より個人に特化した診断を受けてみましょう。
HSPのどのタイプか、まで診断を終えても、苦手な・好みの刺激は人それぞれではないでしょうか。

一緒にいて心地いいのは〇人まで、第五感のうち〇覚だけ敏感とかね。
おススメは、ストレングスファインダー診断です。自分自身の才能を34資質のランキングで表現してくれる、非常に個別化された診断といえます。
一人になりたいと思うことはあっても、一人でいるからこそアイデアを考えられる・こんな人となら一緒にいても心地いいと気付きを得られるかもしれません。
気付きを参考に、家庭や職場環境などを調整するといいのではないでしょうか。
3.まとめ
ここまでの話をまとめると、
一人になりたい、一人が好きなHSPの方は、
・工夫して一人時間を作ったり、一人時間だからこそできることをして、少しでも楽に生きられる
・自分が楽に生きられる手段を探るために、自分の特徴を客観的に知るとよい
管理人は以前適応障害になってしまったことがあります。
その時、自分を大切にしようという発想がメンタルケアに欠かせないと気付きました。
一人になりたいから一人時間を作る、という行動も、自分を大切にしているということです。
周りに共感したり刺激を感じ取ってしまったりするHSPさんだからこそ、自分をいたわってあげましょう!
ここまで読んでいただきありがとうございました。少しでもお役に立てましたら幸いです^^