こんにちは、いなほです!
先日、ホロスコープで自分の性格を調べられると解説しました。
今回は、ホロスコープの見方シリーズ第四弾(ラスト)として、アスペクトの意味と役割に着目していきます。
1.初心者向けホロスコープ見方【アスペクト編】
1.1.ホロスコープの基礎知識 — アスペクトの役割とは?
ホロスコープを読むには、まず以下の4つの要素があることを理解しておきましょう。
この記事でも解説しています。
用語 | シンプル解説 | 具体的な内容 |
天体 | 太陽系に属する、地球以外の天体 | 月、水星、金星、太陽、火星、(略)、冥王星 |
星座(サイン) | ハウスに属する12星座 | おひつじ座、おうし座、(略)、うお座 |
ハウス | 円形の図を12で割ったもの | 1ハウス、2ハウス、(略)、12ハウス |
アスペクト ↑今回はここ! | 天体同士の位置関係(角度) | トライン(120°)、スクエア(90°)など |
ホロスコープの基本の読み解き方は、下の通り。
ホロスコープ 基本の見方:天体と、天体が入っているサイン・ハウスの意味を合体させる
①天体の意味を理解する
②天体が、何の星座(サイン)が属する、どのハウスに入っているか調べる
③サインの意味を理解する
④ハウスの意味を理解する
⑤アスペクトを見て、天体同士の関係を整理する ←今回はここ!
あなたの性格に、どの⑤天体同士の相互作用が影響を与えているかが分かります。
今回は、①~④を軽くおさらいしながら、⑤について詳しく見ていきましょう。
1.2.ホロスコープの見方ステップ:①②③④天体と星座とハウスの意味を合体させる
これまでの記事で見てきたステップを軽くおさらいします。
天体の位置を確認して、天体の意味に、星座・ハウスの意味をプラスしてみましょう。

1990/7/4の12:00生まれの人のホロスコープを例として、読んでみましょう。
「太陽」が、「蟹座」の属する9ハウスにいます。
・「太陽」…自他共に認める性格
・「蟹座」…感受性が豊かで世話好き、自分のペースを邪魔されたくない
・「9ハウス」…将来への意欲、専門的・抽象的な学問(哲学・宗教など)への関心、海外への興味
となるので、「哲学・宗教といった抽象的な物事への学びを、自分のペースで深めたい性格」の人と読めます。
1.3.ホロスコープの見方ステップ⑤:アスペクトの意味
ホロスコープでは、天体同士が特定の角度をとることにより、相互作用が生まれています。
角度に応じて、天体の力が強まったり、反発し合ったりしています。
ホロスコープを表示すると、天体同士が線で結ばれています。これがアスペクトを表しています。
線だけだと角度が分かりづらいので、表で示してくれるホロスコープ作成サイトが多いです。

←このように、天体同士の角度を数字と表で、示してくれます。
ソフトアスペクト:お互いの自然な繋がり
お互いの天体がバランスよく、自然に能力を発揮できる状態は、”ソフトアスペクト”と呼ばれています。
- トライン(120°)…お互いの能力が自然に、スムーズに引き出される状態。
- セクスタイル(60°)…お互いの能力が、お互いを補い合い、積極的に使われる状態
ハードアスペクト:お互いのぶつかり合い
お互いの天体の能力が対立・衝突し合う状態は、”ハードアスペクト”と呼ばれています。
- コンジャンクション(0°)…お互いの能力が、とても強く発揮される状態。※能力は、良い方向にも、悪い方向にも働く。
- スクエア(90°)…お互いの能力に、衝突や対立が生じ、成長・変化を促されやすい状態。
- オポジション(180°)…お互いの能力に葛藤が生じ、どちらの能力を使うか選択に迫られる状態。
1.4.ホロスコープの見方ステップ:①②③④⑤アスペクトを見て、天体同士の関係を整理する
最後に先程整理した、天体・星座・ハウスの意味に、アスペクトのある天体との関係を追加して、ホロスコープを読んでみましょう。


引き続き、1990/7/4の12:00生まれの人のホロスコープを例として、読んでみます。
〇「太陽」が、「蟹座」の属する「9ハウス」
⇒「哲学・宗教といった抽象的な物事への学びを、自分のペースで深めたい性格」。
〇太陽は水星と「コンジャンクション(0°)」。
…お互いの能力が、とても強く発揮される状態。※能力は、良い方向にも、悪い方向にも働く。
〇「水星」…学習・思考やコミュニケーションの仕方、好奇心
〇水星は、太陽と同じように、「蟹座」の属する「9ハウス」。
となるので、「哲学・宗教といった抽象的な物事への学びを、自分のペースで深めたい性格で、 好奇心に駆られると学びの飲み込みが早い」人と読めます。
2.まとめ
今回は、アスペクトに注目して、ホロスコープの見方を解説してきました。
ホロスコープ 基本の見方:天体と、天体が入っているサイン・ハウスの意味を合体させる
①天体の意味を理解する
②天体が、何の星座(サイン)が属する、どのハウスに入っているか調べる
③サインの意味を理解する
④ハウスの意味を理解する
⑤アスペクトを見て、天体同士の関係を整理する ←今回はここ!
この記事にて、”初心者向けホロスコープ見方”のシリーズは終わりです。
ぜひ自分のホロスコープを見て、自分の性格を調べてみてくださいね^^
ここまで読んでいただきありがとうございました。少しでもお役に立てましたら幸いです^^