特別展「空海と真言の名宝」@東京国立博物館に行ってきました!感想レポート

博物館・美術館

こんにちは、いなほです!

先日、上野にある東京国立博物館にて開催中の、特別展「空海と真言の名宝」に行ってきました!

仏教と日本史は切っても切れないですからね、これは行っておかないと。

今回は、その感想およびおススメポイントをレポートしたいと思います。

特別展が気になる方はぜひ参考にしてください。


1.特別展「空海と真言の名宝」の基本情報

1.1.基本情報

特別展「空海と真言の名宝」の基本情報はこちらです。

  • 会場:東京国立博物館(東京都台東区 上野公園内)
  • 開催期間:2026年7月14日(火)〜9月6日(日)
  • チケット:会場販売、WEB販売どちらも対応。WEB販売は、公式HPから取り扱いサイトへアクセスできる
  • 概要:国宝や重要文化財をはじめとした、弘法大使・空海ゆかりの品や仏像といった密教芸術が展示されている。空海生誕1250記念として、本展示が開催された。

2.特別展「空海と真言の名宝」の魅力、印象に残った作品

来場してみて、魅力に感じた点と作品をご紹介していきます。

2.1.種類ごとの展示|時代に応じた芸術品の特徴の比較ができる

博物館では、たいてい時代順に展示されていることが多いイメージがあります。

今回の展示は、展示品の種類ごとに展示されていました。例えば、展示スペース第一章では仏教画が、第四章では仏像という感じです。

時代間での特徴の比較ができるので、ある芸術品を見た後、先ほど見た芸術品をすぐ見返しに行く、という巡り方をしてしまいました笑。

2.2.秘仏の公開|人生で一度しか見られないかもしれない仏様

今回の展示の終盤では、秘仏、その貴重さ故なのか、普段は一般公開されない貴重な仏像が公開されていました。

秘仏が普段安置されているのは三重県や和歌山県など、関西圏のお寺なので、このような機会がなければ中々お目にかかれる機会はないでしょう。

本当に貴重な機会でした。

2.3.密教芸術の代表作の展示|日本史の教科書に載っていたアレが見られる

今回の展示では、空海が学び、日本で広めた密教(真言宗)がテーマであり、密教芸術作品が展示されていました。その代表作といえる、『信貴山縁起絵巻』『両界曼荼羅』は、日本史の教科書で見たことあるものなので、「アレじゃん!」と思わず感動しました。

特に『両界曼荼羅』は想像以上に大きな作品で、圧倒されました。

2.4.最後のスペースの作品は写真撮影OK!

貴重な品々の展示なので、写真撮影は基本不可なのですが、なんと最後のスペースにある2作品、『愛染明王坐像』『五智如来坐像』は撮影やSNS掲載OK!

見た目も立派で、特に『五智如来坐像』の方は密教が伝わったばかりの頃でかなり貴重だと思うのですが…なんで撮影OKだったのでしょうか。ありがたく撮らせていただきました^^

3.印象に残った作品のレビュー

印象に残った作品を3つ、振り返りたいと思います。

3.1.ザ・鎌倉時代の芸術|『五大尊像』

第一章に展示されている、『五大尊像』。仏様の画が並んでいるスペースで、平安時代作の、赤や緑系の色が使われている『閻魔天像』や『十二天屏風』などの後、『五大尊像』が登場します。

『五大尊像』は、これまでの画と異なり、全体的に黒い色味と、明王の周囲に描かれた赤い炎があって、雰囲気がガラッと違いました。

とにかく強さ・荒々しさという言葉が似合う、鎌倉時代を想起させる画でした。

3.2.細かい仏様の画|『一字一仏法華経序品』

第三章に展示されている、『一字一仏法華経序品』。空海の書いたとされるお経の漢字一文字一文字の横に、仏様の画が小さく描かれていました。この画は空海のお母さんが描いたそうです。

仏様の画がとても小さく、お顔のパーツや手足まで一つ一つ描かれていて、空海母子がストイックに仏教に向きあった証拠に見て取れました。

3.3.繊細な仏像と貴重な香木|『厨子入十一面観音菩薩立像』、『香木片 銘「蘭奢待」』

第四章の終盤に展示されている、『厨子入十一面観音菩薩立像』『香木片 銘「蘭奢待」』。   明治天皇から和宮へ贈られたとされる2品です。明治天皇から見て和宮は叔母にあたるのかな?

これとは別に、大きな立像の十一面観音菩薩が展示されていましたが、対してこの『厨子入十一面観音菩薩立像』はとても小さく繊細な技術が必要とされる立像でした。とても小さいのに、頭部の十一面なんかは、大きな立像と同じように作られていました。

一緒に和宮へ贈られたとされる『香木片 銘「蘭奢待」』以前行った正倉院展に展示されていた、あの蘭奢待の欠片です。正倉院に厳重に保管されている香木をわざわざ贈るという行為から、和宮を慕っていたのではないのかと感じました。

3.まとめ

秘仏をはじめとした、人生でなかなかお目にかかれない国宝・重要文化財ばかりの贅沢な展示でした。

気になっている方、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

ここまで読んでいただきありがとうございました。少しでもお役に立てましたら幸いです^^

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